自分の実力を知ることからスタート

自分の力と相手の力を見極める事を要求されるシーンは多いです。会話力アップの第一歩も自分の現状を把握することです。

 

会話はすぐに上達するわけではありません。多くの人と交流していくうちに、少しずつ身についていくものです。

 

それはスポーツでも仕事でも同じです。

スポーツには団体競技と個人競技の二つに分けることができます。団体競技は会社組織のようなもので、個人の成績がそのまま勝敗に結びつかないことがあります。

 

一方、個人競技は少しのミスや好手が勝敗に直結します。

 

勝つと嬉しく負けると悔しいのは、個人競技の方だと考えています。

 

ただ、その分シビアで一対一の対戦では、思うような結果を残せない事もあります。

 

団体・個人にかかわらず、同じようなレベルのチームや個人をランクによって分ける事を行うのは、実力が違いすぎる相手との対戦を避けるためです。

 

実力が違う物同士が勝負を行っても、勝敗は見えてしまいます。

 

そうなると観客を動員するスポーツだと、お客さんを呼べなくなってしまいます。スポーツには興業として収入を得る側面は見逃せません。選手の年俸や維持運営費がどうしてもかかるからです。

将棋も棋力によって段位や階級が決まっている

最近人気の将棋も棋力によって段位や階級がわかれています。プロの将棋では長期間の順位戦によって昇格や降格が決まるので、地位や肩書きと実力は一致している事が多いです。

 

そのため、将棋では上位者と下位者が対戦する際は、駒を減らす(駒落ち)などハンディをつけた上で対戦が行われます。

 

将棋は相手との対戦なので、相手の集中力がなかったり、連敗中など偶然が重なったりすることもあるからです。

 

さらに、将棋には禁じ手も多くあり、

  • 持ち駒の歩を使って王を詰ます
  • 同じ列に歩を二枚ならべる(二歩)

などが禁止されています。ただし、プロでも二歩で反則負けになったケースもあるくらいなので、アマチュアの方なら、それ程珍しくはないかもしれません。

 

将棋も個人競技なので、勝っても負けても感情は大きく上下するものです。

 

勝つ喜びを味わいたいだけなら、自分よりもランクが低い人と対戦していれば、嫌な思いをする事は少ないです。負けることが少ないのですから。

 

誰でも負ける事は嫌なもの。特に将棋は負けの全責任を自分で負わなければならないので、逃げ場がないのです。

 

勝ったらもう一局差したくなり、負けたら勝つまで差したくなるのも将棋の怖い面ではあります。

勝手ばかりいてはいつか負けてしまう

もちろん、勝ってばかりいては、実力は一向に身に付きません。例えるなら、自転車のペダルを動かさずに坂道を下るようなものだからです。

 

仕事に例えると、毎日同じ事をして成長もスキルアップもしないで、お給料をもらい続ける事になります。

 

ですが、営利を目的とする会社なら、そのような事は許されないはずです。企業は絶えず成長していかないと、変化に対応出来ないからです。

 

実力を身につけステップアップするなら、新しい事にチャレンジしたり、コミュニケーション能力を高めたり、スキルアップを目指したりするしかないのです。

 

慣れない事をすると、失敗する事も出てくるもの。それを乗り越えるかが実力アップのカギとなります。

 

自転車に例えるなら、上り坂をペダルをこいで坂道を上ることにあたります。

 

もちろん、あまりに急な坂ならペダルをこげなくなってしまいます。バタンと倒れてしまったら、脚の筋力も鍛える事ができません。

 

将棋も高段者と平手(ハンディが無い状態)で対戦し続けていては実力が身に付くどころか自信を喪失してしまいます。負け続ける自分を受け入れる事は出来ないからです。

 

ポイントは適度な坂道で少し脚に負荷がかかるくらい、将棋では、少し実力が上の人と対戦を行うのがちょうど良く実力を身につけながら、勝負を楽しむ事が出来るのです。

 

大切なのは、自分の力と相手の力を見極めることです。